ビートの種類
変更可能なビートの種類は下記になります。オレンジ=強拍(キック)、弱拍=黄色(スネア)、グレー=それ以外(ハイハット)。
1拍子(全音符)
1小節に全音符が一つだけ入る。強拍、弱拍のアクセントもない。一番シンプルなリズム。
2拍子(二分音符)
二分音符のリズムで、1拍子目が強拍、2拍子目が弱拍になる。
3拍子(ワルツ)
1拍目の強拍、2・3拍目の弱拍になる。いわゆる「ワルツ」のビート。
4拍子(マーチ)
4分音符が4つで1小節。1、3拍目が強拍、2、4拍目が弱拍。拍子のアクセントが倍になっている。マーチなどの行進曲みたいなビート。
5拍子(ハチロク-1)
8拍子が5つで「5/8拍子」。3拍子と2拍子の組み合わせた変拍子。後述の「6拍子(ハチロク)」から最後の1拍を抜いたリズム。
6拍子(ハチロク)
「ハチロク」とは8分音符が6つで1小節、という意味で「6/8拍子」になる。ブルースやバラードなどで使われるリズム。
7拍子(エイトビート-1)
8拍子が7つで「7/8拍子」。4拍子と3拍子の組み合わせた変拍子。後述するエイトビートから最後の1拍を抜いたリズム。
8拍子(エイトビート)
8分音符が8つで1小節なので8/8拍子。アクセント的には4拍子と同じだがハイハットの刻みが倍の8つになっている。ロックやポップスでよく使われる一般的なリズム。
12拍子(12/16拍子)
16部音符が12個(12/16拍子)。アクセントは6/8拍子の倍になっている。
シャッフル
12拍子だとハイハットが忙しいため、ハイハットで3拍の間の1つを抜くとシャッフルビートになる。ブギウギや早めのブルースなどで使われる。
16拍子(16ビート)
16部音符が16個でいわゆる16ビート。アクセント的には8拍子と同じだがハイハットの刻みが倍になっている。ボサノバやフュージョンなど。
24拍子(24/32拍子)
24拍子は32分音符が1小節に24個!ここら辺になると両手でもハイハットがかなり忙しい。
ハネた16(24/32拍子)
24拍子からハイハット3拍の真ん中1音抜いてシャッフルしている。均一な16ビートよりもグルーヴ感がある。ヒップホップやゆったりめのファンク。
32拍子(32ビート)
16ビートを倍にしてみる。32分音符が1小節に32個。ハイハットがプロペラ音みたいになり現実的にはあまり使われることはない。
※参考:【Tone.js】Tone.Part()でいろいろなリズムを鳴らす ※1〜8拍子編 - クモのようにコツコツと
※参考:【Tone.js】Tone.Part()でいろいろなリズムを鳴らす ※12〜32拍子&シャッフル編 - クモのようにコツコツと
作者について
イイダリョウ
フロントエンドエンジニア。神奈川に住まう四十路のオジキ。 DTP→Webデザイナーから転向し今に至る。
引き続きコツコツの日々。ブログも書いてます。Webづくり やりたい時が 始め時!